子宮肉腫
進行過程
子宮肉腫の進行すなわち広がり方により治療法は大きく違ってきます。ガンという場合も他の病気同様に、初期レベル、中間レベル、末期レベルと大きくわけて3期に分かれます。
まだ初期レベルなら、ちょっとの切開と除去だけですむかもしれませんが、レベルが進むにつれ、子宮摘出の頻度は大幅に増えることは念頭に入れておくべきでしょう。治療期間も当然ながら長引くこととなります。正確には、このようになります。
初期レベル(肉腫が子宮内部にある状態→中間レベル1(肉腫が子宮頸部に拡大している状態)→中間レベル2(肉腫は子宮から骨盤あたりまで拡大している状態)→末期(肉腫が子宮から膀胱・直腸まで転移、もしくは全身に転移している状況)。
ガンと人間との戦いはまだ続いています。ガンは早期発見早期治療によって、克服できるという点で、徐々に怖い病気でなくなってきているのは確かです。しかしながら死亡率が一向に下がらない、というよりも検診率が伸び悩んでいるということは、実際に病気への認識が低いということになるのでしょうか。
子宮肉腫は、子宮体ガンの治療のひとつ、放射線治療を一度でも骨盤に受けた経験がある方に多く見受けられるらしいのですが、子宮がんを抹殺するために受けた治療法があだとなって、今度は子宮肉腫を発症させてしまう可能性が高いというのは、なんともやりきれない話ですが、症例が少ないということもあって、ほんとうのところはあまり分かっていないようです。
まれにみる例だから自分には関係ないというのでなく、少しでも健やかに生きるためにも、まずは2年に1度の子宮がん検診を自分自身に義務つけるというところから実行してみてはいかがでしょうか。